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南極越冬に向けた 各メーカーにおける訓練

8月~9月にかけて、研究所、あるいは各メーカーへうかがって訓練(講習含め)を受けています。

渡航費用の個人立替払いで四苦八苦しておりますが、
新潟、大阪、愛媛等々 出張させて頂きました。
(一例)大阪 道頓堀
道頓堀.jpg

ボイラー、雪上車、スノーモビル、防災設備、ヒートポンプ等々・・。
(一例)株式会社大原鉄工所殿 雪上車 操縦訓練
砂浜雪上車訓練.jpg

また、接岸できずに、昭和基地上陸が順延しているドイツ製雪上車「ピステンブーリー」も
訓練対象です。
http://www.pistenbullyusa.com/en/products/special-purposes/antarctica.html

ピステンブーリーに無人でくっついて走る子供も訓練対象です。
無人くん.jpg

イメージはこんな感じで追従します。
http://www.hitachihyoron.com/2012/09/pdf/09_topics01.pdf

今後は空調機やポンプ、耐火服・空気呼吸器、消防、暖房機、溶接等も一通り教わる
訓練予定となっています。

機器等の構造や理屈は、「百聞は一見にしかず」という感じで、概ね理解できましたが、
「水処理設備(上水・中水・下水)」や 「厨房機器類」については、
機械設備担当として南極の越冬をするうえで重要ではあるものの、ほぼ未経験です。

常に、何の依頼が来ても対応する覚悟ではおりますが、「なんくるないさぁ」と思いつつも、
やはり実機を触って慣れておきたい気持ちもあります。
しかし、出国するまで 2か月弱となり、越冬成立までの物資調達・詰め込みに追われ、
あれもこれも と欲張れないのも現実です。

倉庫で荷受けした配管・ポンプ・風呂設備・厨房部品等に囲まれ、
脂汗を垂らしながら、黙々と作業する毎日がしばらく続きそうです・・。
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